自然に呼ばれて
15年前のこと。
猛勉強して
アロマのインストラクターの資格を取り、活動場所を鎌倉で出来たらいいな、ととあるショップさんを訪ねました。
その時にネガティブな話しを投げられた。
私は…いつも人気のある分野で挫折や居場所を失ってきた。
その時には、アロマの厳しさは、人気で競争が激しいからだ、と感じましたが、それだけではなく、アロマは微妙な位置付けであり、未だ自然療法とまではうたえないものです。
活動は…私は少ない。無償で提供ばかりでした。
ある時、思い立ち、鎌倉にある天園山を登った時に、天然の木の香りに癒されたのと、慣れない道なき道を登っている時に、わたしは、自然から弾かれてはいない、と感じ、その後、鎌倉に来ると、不思議と安心感に包まれたのです。1人で登らないよう注意されましたが…怖さが無く、全ての草木に歓迎されたかのように導かれ小さなハイキングコースでしたが、山を歩きました。
鎌倉には少し古い時代の空気感が残る場所や、ふと入った小道が1990年?
に感じたり…もっと以前の時代にタイムトリップしたかのような、
不思議な場所はあります。極楽寺駅はその一つ。
都心のオフィスビル…という中で職場であれ、休憩室であれ、私はどこでも自分の居場所は小さく確保して、そして短く去る…を
繰り返していた若い頃…。
どうしても、ここじゃないと居られない…
という理由がない。私にとり都心とは、そういう場所で。
誰か勝者がいるわけでもない場所で、みなが
戦っている。
自然がある場所の方が、人は肯定される…
という気がします。
都心も好きなのです。
0コメント